「切り絵 Juri Arie」の質問への返答や新着ニュース、思ったことについて記載いたします。
本編はホームページなので、そちらもご覧下さい→ http://juriarie.hanabie.com
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新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
作品はホームページでご案内しておりますので、上のバナーからどうぞ。
前回からの作品
完成しました。
タイトルは迷ったのですが「白虎姫」としました。
今年は寅年なので、良い年となりますようにと願いをこめまして。
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最近切り絵を作りたい衝動はあったのですが、
いざ下絵をかこうとするとイメージが浮ばず。
下絵のイメージは自転車に乗っているときとか、ボーっとしているときに浮んだりします。
切り絵を作りたいのにイメージがないときは白いスケッチブックをじーっと見てると浮ぶときもあります。
今回はイメージがなかったので、なにがいいかな・・・と考えてみると
「神」的なものを作りたいと思い、そして来年寅年なので寅にするかとこの構図を描きました。
ホームページでの切り絵の作り方の紹介では
下絵と画用紙をホッチキスでとめる方法を案内していますが
最近私はホッチキスを使わずにスプレー糊ではって切っています。
ホッチキスだと紙のあいだに空間が微妙にできてしまうので
細い線を切る際にずれたりして切り辛いのですが
糊ではるとぴっちり隙間がないので切り易いのです。
しかし、使う糊ははっても剥がせるものをつかいます。
私は「NORIKO」というスプレー糊を使ってます。
糊は下絵の表面に薄く吹き付けます。
厚くなってしまうと、カッターが滑って切り辛くなります。
表を貼り付けているので、下絵の裏面を切っていくことになります。
その際は表面が、カッティングマットと接するので、汚れないように注意します。
ああ~文章で説明するのが難しい~
↑多分わかりづらいですよね
まあ、出来ればいいので参考までに。
上切り終わり。
ひっくり返して表。
あとは裏から和紙を貼っていきます。
白虎姫 完成の記事へ
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和紙を貼りました。
花の花粉を黄色で
葉っぱの部分を適当に小さく切った緑の和紙を貼ってます。
結構面倒です。
でもこの作業は嫌いではありません。
表から見た状態。
葉っぱを張り終えたら、着物の部分を和紙を貼り
全体的に花びらの赤を貼って・・・・
出来上がり!
しかし!着物部分を貼る時よく表を確認しなかったら、右手がずれて貼り付いてる~
本当はまっすぐな予定だったのに~
この後右下に消しゴム判子で名前を捺す。
ホームページにスキャナーで取り込んだデータでのせてます。
そちらもよろしければご覧下さい。
タイトル「狐火」
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ようやく切り終えました~
いや~大変だった~
いつもは下絵から完成までほとんど1日で作り終えるのですが
今回はできませんでした。
細かいピースが多すぎて。
この構図は2年くらい前から浮んでいたのですが
面倒なので制作にはいたっていませんでした。
今回ある本を読んだ際またイメージができてようやく作ることに。
あまり男の人は描いたことがないのですが、
これは妖弧なイメージ。
この花は椿でしょうか山茶花でしょうか、家の近くの街路樹を描きました。
これから和紙を貼っていきます。
これもまた大変。
決して私は面倒なのが好きなわけではないのです。
でも何故か作ってしまう。
なんでだろう。
「狐火」完成の記事へ
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前回、下絵を線で切って全てに色をつけるのに抵抗があったと書いておりますが、
何故その抵抗がなくなったかについて書きます。
それに切り絵が楽しくなくなったのに、ここ3~4年は何故続いているのかも。
大きなきっかけとなったのは上のバナーの切り絵。
これはタイトルが「水龍」と言います。
私の中では人魚ではなく龍という設定。私が辰年なので。
まあ見ていただいた方の解釈で人魚であろうと龍であろうといいのですが。
ちなみに縦でも横どちら向きでもいいのです。縦にすると登り龍になるので。
この作品を作ったとき、私は結構辛い時期でした。
今思えばどうってことないような気がするのですが。
仕事も決まっておらず、九州に引っ越してきたばかり、しかも孤独(友達と猫はいます!)
ぼっーとしていると良くないことばかり考えてしまうので切り絵を作ることに。
どうせなら、すっごく面倒臭いものにしようと思いました。
まったく構図も思い浮かばず、白い紙をじっと見ていたら面倒な鱗にしようとこの絵ができました。
設定としては姉妹。真ん中の水龍が末っ子で「今」
赤い水龍は長女で「過去」
黄色い水龍は次女で「未来」
未来に良いことがあると良いな~と思い、何か良いものを指してます。
初めての鱗だたので、鱗部分を切っている際面倒で「私、なにやってるんだろう・・・・」と辛くなりましたが。
線で全て切ってしまったので、全て裏から和紙を貼ることにしました。
作ってしまうと「いいじゃん、白黒にこだわらなくても」と今のスタイルに行き着いたのです。
しかし、切り絵をやっていらっしゃる方にはこの手法は邪道と思われる方もいらっしゃるでしょう。
実際、間接的ですがそんなことを言われたこともあります。
しかし、切り絵は誰のためでもない、自分のために作っているのです。
誰がこうあるべきと決めたでしょうか。
決まりはないのです。自由でいいんです。
それから、何故か様ざまな構図が思い浮かぶようになってきました。
相変わらず絵を描くことは得意ではなく画力もないのですが、時々どうして描けたんだろうと不思議に思う構図もあります。この水龍もそうです。
絵を描いてなくても年を経ることで表現力がついてきたのか?
誰かが描かせてくれているのか?
それでも拙い絵ではありますが、私にとっては画期的なことでした。
そうなると、完成することが楽しくなってきました。
それがこの3~4年飽きることがなかった理由です。
今後も切り絵を作り続けるかはわかりません。
しかし、ひつと言えることは私に起きた今までのことが、全て無駄ではなかったということです。
暇だった時間も、辛かった心理状態も、小学生の頃のクラブ活動も。
だから今後どのような作品ができるか楽しみでもあります。