「切り絵 Juri Arie」の質問への返答や新着ニュース、思ったことについて記載いたします。
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前回の質問と同様によく訊かれるのが、どのくらいの期間やっているかと言うことです。
おそらく、長い期間やっていなければ切り絵を作ることはできないと思われるからではないでしょうか。
率直に言いまして、今の切り絵のスタイルに定まったのはここ3~4年くらいです。
前回初めて切り絵を作ったのが、小3と書きましたが、それからずーっと作り続けていた訳ではありません。
はじめたきっかけは暇つぶし。
小学校卒業して中学入学まで、宿題もないし暇なので作りました。
中学に入ってからは作ることもなく、また中学卒業して高校入学まで暇なので作り、
高校卒業から短大入学までひまなので作り・・・・
といった様子です。
作ったものも、そんなに多くありません。
←10年ほど前のもの。左はある漫画の表紙を模写。右は舞台でシェイクスピアの「ペリクリーズ」を上演した際のもの。
短大を卒業し東京の演劇研修所へ通うようになり、その後暇な時期ができたので作ってみましたが
この頃になると、切ることにこ慣れてきて、切ること自体に楽しいと感じられなくなっていました。
それに切りたいと思う構図を描く画力がなく、益々切り絵から遠ざかります。
その後5年ほど切り絵を作ることもなく。
一度、もしかしたら楽しくなっているかもしれないと作ってみましたが楽しくなくそれから数年また作ることもなくなりました。
←「楽しくなっているかも」と思って作ったけど、楽しくなかった・・・
同じ絵が2枚あるのは黒画用紙を知らずに2枚重ねて切っていました。
この頃までは台紙に貼らずに色も付いてません。
今の切り絵のスタイルにゆきついたきっかけは、2006年仕事を辞めまた暇になったので切り絵を作ってみました。
それまでは、切り絵のイメージとして「光と影」つまり「白黒」で表現されるべきという固定観念がありました。
が、しかし、その固定観念って一体なんだ?
幸いなことに私は専門で切り絵を学んだわけではないので、固定観念や決まりといったものとは無縁なはず。
それでも、絵の線を残して他に色を付けることに最初は抵抗がありました。
それだったら切り絵じゃなくてもいいんんじゃないか?イラストでも。
でもイラストと切り絵じゃやっぱり違うんですね。
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